住んでいる所が火事になり、すべてが失われました。
数ヶ月作業していたリレーコンピュータがもう少しのところだったのが非常に悔やまれます。
火元等不明ですが、消防士によると、もちろんリレーコンピュータではなく、電気式のコンロから出火していたようです(ただし、私はその3日前から使っていません・・・)
ラップトップはバックアップを取っていましたが、バックアップも同時に焼けてしまったため復活の見込みはありません。すべての情報をクラウドへ、違う場所にバックアップをとることが大切ということが身にしみてわかりました。
再度、一から作り出す気力は今のところ失われました(そもそも子供の頃から揃えてきた工具とかを0から買い直さないといけないし、回路図の元データや一部の図はないので再設計の必要もあります)。
動作中の動画だけでもどこかにアップロードとしておけばよかったのですが、今では一部の写真と記憶に残っているのみです。唯一残ったのはこのブログのアップロードしていた図や写真だけなので、それだけでも手前のメモではなくブログとしてアップロードしてきた意味はありました。
記憶に残っている、リレーコンピュータの到達地点を列挙すると、
・ROMからのインストラクションのロード、解釈
・ジャンプ命令
・即値(Im=>X/Y)
・ADD(X+Y=>X)
・Incr(X+1 => X)
・mov
・load/store(RAMへの書き込み・読み込み)
までは動作していました。メモリも全bit動作良好でした。後は、ifの分岐命令と、NOPの動作調整・確認で完成だったのですが・・・
自分にとっては生涯で一番部品点数の多いプロジェクトでした。コンピュータ(バス/CPU/メモリ)についての理解も深まりました。どう早く計算させるか、ではなくどう部品点数を減らすか、の観点ですが、非常に勉強にはなりました。いつの日か、やる気がチャージされたときに再開できるよう祈ります。