2013年3月12日火曜日

DELL XPS 15Z

プライベート&仕事用に買ったDELL XPS 15Zだが、半年もしないうちに落っことして壊してしまった。
壊れた部分

壊れたと知った時は相当落ち込んだが、意外と動作に支障がないのでガワだけのダメージと信じて修理することにする。分解・交換した手順を記録しておく。

購入した交換パーツ

のXPS 15Zを辿っていくと見つかる。Grade Aの上下交換パーツで$80。修理に出すより安いに違いない。

サイドパネルをはずした様子

まず、外部コネクタがまとまっているサイドパネルを外す。このパネルはプラスチックで柔らかいし交換パーツに付いてこないので、壊れないように注意して外す。赤矢印のネジ二本を外しておく。

背面のネジ

背面のネジ8個を外す。黒い所は取れない。
下パネルはこれだけで外れる。問題は上パネルの交換・・・マザーボードを含むほとんどすべての部品を外す必要がある。

バッテリを外す

ネジ5個と、バッテリのコネクタを外す。ダメージを受けやすい四隅には部品が配置されてないことに気付く。設計なのか、単にでかくて余裕があるのか。

HDDとファンをはずす。コネクタとネジ外すだけ


Wireless LANを外す

黒と白のアンテナケーブルを上に持ち上げて外す。ネジを外すとLAN基板が持ち上がって外れる。

マザーボードを外す

ヒートシンクは外さなくてもよい。ケーブル類は全部コネクタ形が違うので適当に外せる。ボタン電池を外すとBIOSがリセットされるので注意。ディスプレイ用の2つのケーブルコネクタ(金属製)は真上に外せる。

ディスプレイ、スピーカ、DCコネクタを外す

青矢印がディスプレイを支えるパーツ。それぞれに3個ネジがある。ディスプレイのケーブルの引き回し位置が決まっているので、写真を見ながら組み立てる。
DCコネクタと、スピーカは数箇所のネジで止まっているだけ。他、イヤホンジャックや電源スイッチの基板を取り外す。

キーボードを外す

金属パネルとキーボードはたくさんの小さいネジで取り付けられている。ネジが小さいので、なめないよう力を加えて外す。タッチパネルの基板は交換部品にすでに付いているので、外さなくてよい。

交換した上ケース。

変形したケースで内部基板に影響与えるかも、と思って交換したが、単に見た目の問題だけだったようだ。




2012年12月16日日曜日

amateur radio

長らく離れていたアマチュア無線だが、コールだけでも取っておこうと、Technician=>General=>Extraと順に受験した。
家から近くHPにまとまっているここが参考になった。
http://www.amateur-radio.org/
最初、walk-inとあってもなにそれ、申請しなくてもいいの?とか、何を用意していけばいいの?と疑問に思うことばかりだった(たぶん、最初に受け方とかも含まれた参考書を買えばよかったんだろうが)。問題がすべてwebにあるので、問題集すら買わなくてもいいかと思った。
問題集
まず、問題は決まっていてその中から出題される。TechnicianとGeneralは300問ずつくらいだし、Technicianは相当簡単なので、同時に受けてもよかった気がする。Generalはバンドプランとか法規覚えることが多く面倒だった。むしろExtraは工学の問題の割合が多く、結構簡単に感じる。
Sunnyvaleの受験場は、公園にある小さい公民館みたいなところで、試験場所を示す看板等は一切ない。Redwoodの受験場は、図書館の2F。住所はWeb上に書いてあるけど、その中のどこかぐらい書いてもいいのでは・・・?とにかく、$15持って、FRNをメモしていけばok。鉛筆や電卓すら貸してくれる。

試験に受かると、VECのページにその日のうちに誰が受験してどのクラスに合格したか表示され、3日するとコールサインが発給される。FCCのHPで住所とかクラスとか確認できる。
FCCのコール検索
1週間以内にARRLからの勧誘と、ライセンスカード(無線従事者+局免許)が届く。なんというレスポンスのよさ、便利さ・・・包括免許があるとは知っていたが、そもそも局免許の概念がないとは。ただし、逆に再申請しないと10年でライセンスが失効する。

カタログ(要するにDM)が届くようになった。ICOM, KENWOOD, YAESU, COMET, DIAMOND ANTENNAと見慣れたメーカーが並んでる。バーテックススタンダードがこっちではYAESUなのか?と思ったら八重洲無線はモトローラに切られていたのね・・・。VX-1で時が止まっていたけど、今はVX-3Rなのかー、ゼネカバ受信と中波コイル付き?これは欲しい。
調べてみたら、日本のリグとコールでそのまま米国で運用できるが、米国のリグ・コールでは日本で開局手続きをしなければならないらしい。この非対称ぷりはなんとかならんか?
JARLの説明


2012年11月25日日曜日

Roomba Controller

部屋の掃除、特にベッドの下の掃除に必要と自分に言い聞かせて、ルンバを買った。
安いタイプでいいと思ったのだが、Fry'sで650がなんと$299で売っていたのでこれに決めた。(さらに掃除交換部品もおまけしてくれた)
amazon最安値でも$399なので大満足。
Roomba 650。スケジュール機能付き。コイツのおかげで週3回掃除できる。

さて、みんなやってることだろうけど・・・

上蓋を開ける。

sparkfunのBluetoothユニットを購入。作ったのはルンバの電源16Vを5VにしてBluetoothユニットに供給するところだけ。mini DIN 8pinで接続。ルンバのI/Fは公開されていて、115200ボーのシリアル(ただしレベルはTTL)で接続できる。シリアルをBluetoothで飛ばしてNEXUS(スマホ)でコントロールする。

広いところで、どこまでコントロールできるか試してみたが、見通しなら余裕。(上写真の通路真ん中にいるのがルンバ)むしろルンバがよく見えないからコントロールできない感じ。昔、マイクレルの無線チップを買って試した時は15cmくらいしか飛ばず使えねーと思ったが、Bluetoothすげえ。あと、ルンバって丸っこいからどっち向いてるかわかりずらく、コントロールが難しい。

とりあえず全自動の掃除ではうまく汚れた所に行ってくれない時は、これでコントロールできるから便利ではある。さらにラジコンみたいに走らすとか音鳴らすとか自立走行させるとか妄想は膨らむ。

2012年11月19日月曜日

electronic parts

ベイエリアのパーツ屋(電子部品屋)情報をあまり見かけないし、地元の人に聞いても工作しない人は知らないようなので、ここでまとめておこうと思う。

anchor electronics
2040 Walsh Avenue, Santa Clara
mon-fri 7:30-4:00 sat 10:00-3:00・詳細なパーツ表がWeb上にあるため行かなくても値段・在庫がわかる。紙のパーツ表ももらえる
・抵抗、コンデンサ、ICはカウンターで頼む
・パーツ類はよく整理されてて探しやすい、その分やや高め
・年末行くとカレンダーをくれる

1077 East Arques Avenue Sunnyvale
mon-fri 8:00-9:00 sat 9:00-9:00 sun 9:00-7:00
・電気屋だけどパーツも売ってる、けど高い。工具や測定器等は意外と安い。
・Fry's自体はいくつもあるけど、知る限りここが一番在庫がよい
・日曜日に唯一空いてる


156 S. Milpitas Blvd, Milpitas
mon-fri 8:00-6:00 sat 10:00-3:00
・パーツ量はすごい。受動部品とジャンク品が多い。
・個々のパーツに値段は書いてないので、取り出すときに自分で単価と数をメモする必要がある
・安いっぽい。大量に買う必要があるときはここで探すといいと思う。一方、見つけるのが大変。かつ品揃えが片寄ってる

3500 Ryder St, Santa Clara
mon-fri 8:00-7:00 sat 9:00-5:00
・パーツはそれほど整理されてないしジャンクも混ざってる
・一番活気がある(人が多い)
・ケーブルの在庫が多い
・入り口にある箱にパーツを入れていく。紙と鉛筆が入ってて、箱に入れる時に単価や数をメモする

Jameco
1355 Shoreway Road, Belmont
mon-fri 6:00-5:00
・分厚いパーツ表をもらっておく
・パーツ番号表を渡すと、店の人が取ってきてくれる。客がパーツ棚を歩くことはないからあんまりおもしろくない
・平日しかやってないので趣味の人は行きにくいと思う。自分は会社が近いので昼休みにいけるが。


後は、eBay、Digikeyの通販だろうか。shipping高い、配達が遅い。
黄金コースはExcess=>HSC=>Anchor=>Fry'sだろう(1マイル以内なので)


2012年11月14日水曜日

intel museum

インテル博物館に行ってきた。実は二回目だけど。
どこ行ったとか記すのはこのブログの意図ではないが、ここは特別だろう。
エントランス。ICの発明者でありインテル創始者のノイスに記念している。
キルビーのICはどう見ても無理やりトランジスタ間を配線で繋いだという感じだが、ノイスのICはすでに完成形であったという点でノイスが発明者だと思う。

4004の実体配線図(?)。トランジスタの部分はチップトランジスタが、抵抗に相当する部分にはチップ抵抗が張り付いている等価回路っぽい。全く同じように作れば動くのかな?2300トランジスタだから、がんばれば・・・。I/O周りはドライバ用でFETのWが長い。F.F.はファジリコさんのサインらしい。
他、1101/1103も飾ってあって個人的には内部の回路に非常に興味があるが、全く展示がないのが残念。

2012年11月5日月曜日

CECTPA-1 まとめ

CECTPA-1 リレー数まとめ

CECTPA-1 スペック:
Data Bus : 10bits
Address Bus : 8bits
Register : 8bits, X/Y
ALU : add, incr, NOP
CLOCK : 2Hz (5clocks per an instruction)
ROM : 11WORDS(110bits)
RAM : 3Byte(24bits)
Power : 4e-7MIPS

リレー+ダイオードなら相当楽だと思う。
もしくはCPUはリレーで、メモリは半導体とか(これは他の人も結構やってる)、でもなんか負けた気がする
次回やるとすれば、
・アドレスバスは6bitで十分
・クロックはもう少し早く。今回のシーケンスジェネレータは設計が悪く早められなかった
・各インストラクションに5クロックは4でもよい
・レジスタのLoadはSelectよりタイミング早めてリセットしておくことを忘れない
・基板サイズは大きくする。基板ー基板間のコネクタ・配線に時間をとられるため
・LEDはもっと増やして視覚に訴える。暗い中で実行すると楽しい。
・RAM増やして8x8ディスプレイにマッピングしたい
・簡単なゲーム作りたい、、、が遅すぎるか。

2012年10月29日月曜日

火災

住んでいる所が火事になり、すべてが失われました。
数ヶ月作業していたリレーコンピュータがもう少しのところだったのが非常に悔やまれます。
火元等不明ですが、消防士によると、もちろんリレーコンピュータではなく、電気式のコンロから出火していたようです(ただし、私はその3日前から使っていません・・・)
ラップトップはバックアップを取っていましたが、バックアップも同時に焼けてしまったため復活の見込みはありません。すべての情報をクラウドへ、違う場所にバックアップをとることが大切ということが身にしみてわかりました。

再度、一から作り出す気力は今のところ失われました(そもそも子供の頃から揃えてきた工具とかを0から買い直さないといけないし、回路図の元データや一部の図はないので再設計の必要もあります)。

動作中の動画だけでもどこかにアップロードとしておけばよかったのですが、今では一部の写真と記憶に残っているのみです。唯一残ったのはこのブログのアップロードしていた図や写真だけなので、それだけでも手前のメモではなくブログとしてアップロードしてきた意味はありました。

記憶に残っている、リレーコンピュータの到達地点を列挙すると、
・ROMからのインストラクションのロード、解釈
・ジャンプ命令
・即値(Im=>X/Y)
・ADD(X+Y=>X)
・Incr(X+1 => X)
・mov
・load/store(RAMへの書き込み・読み込み)
までは動作していました。メモリも全bit動作良好でした。後は、ifの分岐命令と、NOPの動作調整・確認で完成だったのですが・・・

自分にとっては生涯で一番部品点数の多いプロジェクトでした。コンピュータ(バス/CPU/メモリ)についての理解も深まりました。どう早く計算させるか、ではなくどう部品点数を減らすか、の観点ですが、非常に勉強にはなりました。いつの日か、やる気がチャージされたときに再開できるよう祈ります。